長い間この点に触れないできた。
法人でありながら社会保険未加入。
一般的な政府労災と私自身、事業主としての特別労災には加入しているが
総体的な部分、健康保険(協会健保)、厚生年金には加入していなかった。
先々週の日付で申込みが受理されめでたく(?)加入となった。
これには様々な問題がある。
国内の建築の歴史を見ても職人(現在は作業員とか技能士と呼ぶ)は日給月給で
極論すれば「けがと弁当は自分持ち」といったことが当たり前であった。
今日現在この問題に苦しむ施工業者は多い。
というか(完全な)全国の施工業者の中で社会保険に加入しているのは1%にも
満たないのではないか?
それほど経営に重くのしかかる。
何せゼネコン(とりあえずは・・・)の現場で仕事をする者はこれらのすべてを網羅しなければ
入場すらできなくなる。
すべては財源の確保、建設業者の締め出しが目的であると考える。
無論それに反対するとかではないので加入したのだが・・・。
他社では60歳前後の高齢の作業員が多くいる。
本来年金をもらうべき人たちが厚生年金加入・・・掛け捨て?
など問題が多いのも事実である。
実際に見知った人が厚労省に問い合わせ「正直なところ見切り発信」と発言している。
ウチ的には体制を整えたがこの先全国的に混乱するのは明白である。